人智の及ばないこと

 なんとなく前記事から続く

 「人智が及ばないことは何か」は、人智が及ばないことですね。例えば、「生命は人知の及ばないことである」と言い切るのは自信家にしかできません。私のような自信のない人間には、こんなことは人間には分かりっこない、と思ったことが誰かによって解明されていて仰天することはよくあります。加えて、私から見れば、神様としか思えない人もよく見かけます。でも、彼らはどうも人間のようなのです。

 このような経験をしてきた自信のない人間には、神様が存在するともしないとも断言することはできません。この目で神様を見たかもしれないという数多くの経験も自分のレベルが低いだけの話だったのですからね。

 一方、私から見れば神様のような頭の良い人にも二種類あって、分からないないことなど無いかのようで自信満々で、態度も神様っぽい人と、頭がよいのに態度は普通の人です。前者のタイプの人が分からないことに遭遇したらどうなるのでしょうか。

 ショックで自信を失うのでしょうか。それとも、相変わらず自信満々で、「それは神様しか分からないことである」と言い出すのかな。