2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

実業,エンターティメント,虚業

今更ですが,「奇跡のりんご」に付いてです。 映画の評価が概ね,感動的と好評でしたが,一部,独善的で身勝手な男が家族を不幸にしていて不快というのがありました。主人公の無意味な拘りが家族を追い込む http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/…

捕鯨広報の困難さ

捕鯨の公報活動は極めて困難に思えます。 IWCは,元々捕鯨国の集まりでした。捕鯨国同士は利害関係があります。一国が乱獲すれば,他の捕鯨国が困りますので,漁獲高割り当て,資源保護の取り決めをするのが目的でした。鯨が絶滅すれば困るのは捕鯨国です。…

捕鯨の正当性を国際世論に訴えられるか

反捕鯨は,全くの情緒的反応でなんら正当性がないと思います。ネット上では人種差別,文化差別であるという極論も見られますが,あながち極論でもないのではと。優劣や是非を付けられない文化について,自分たちの文化以外は劣った文化であるとみなし,「野…

日の出が一番遅いのが「冬至の日」でない理由の冗長な補足

「日の出が一番遅いのが「冬至の日」でない理由」 http://hirabayashi.wondernotes.jp/2014/01/18/%E6%97%A5%E3%81%AE%E5%87%BA%E3%81%8C%E4%B8%80%E7%95%AA%E9%81%85%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8C%E3%80%8C%E5%86%AC%E8%87%B3%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%80%8D%E3…

感覚と物語

人工知能学会表紙絵に対する批判というのは、視覚的、感覚的批判ではなくて、絵から想像できる「物語」に対する批判です。 でも、紙芝居やコマ漫画ではない一枚絵から想像出来る「物語」は人それぞれです。そんな曖昧なことについて、ああだ、こうだ言っても…

絵から読み取れるもの

(前エントリから,なんとなく続く) さて,「人工知能」の表紙絵はイラストであって,いわゆる芸術ではありません。何らかを説明する意図,目的があるものです。そのテーマは言葉で説明されるものです。さらに,絵を見た人が感じた不快感とは「差別」に関わ…

デザイナーの意図

「人工知能」の表紙への反応に対する「お詫び」を人工知能学会が表明しましたが,その中に,デザイナーによるデザインの意図も示されています。http://www.ai-gakkai.or.jp/%E3%80%8C%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E7%9F%A5%E8%83%BD%E3%80%8D%E3%81%AE%E8%A1%A8%E7%B4…