予知がなくても出せる警告

大震法改正へ 警告を出せる仕組みに  東京新聞 社説
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016070402000120.html

予知に代わる情報発信の仕組みを検討してほしい。

 これ,思いつきで書いた社説ですね。何も考えてないでしょ。

 予知がなくても警告を出せる仕組みって,証拠がなくても処罰できる仕組みに匹敵するほど驚愕の提言です。占いででも決めるのかな。

 「ちゃんと予知しろ」なら,無理難題ですが,何を考えているのかは分かります。地震予知の難しさを知らないのだろうと推測出来ます。でも,「警戒宣言を出せるほど確度の高い予測は難しい。」と書いて有るので,知ってはいるのですね。警戒宣言を出せるほどの根拠がなくても,警戒宣言を出せる仕組みを検討して欲しいと言っちゃってます。

 ひょっとしたら「情報発信」とは「警告」ではなくて,「家具の転倒防止をしましょう」といった日常の準備のことかなとも思いました。しかし,それなら既に発信していますし,「火山の噴火警報のような情報発信はどうだろう」と書いて居ますので,やはり「警告」なのですね。

 火山だからこそ可能な,より難しいレベル分けした警報を地震に求めたり,大地震の予知に失敗すれば,東日本大震災に学んでいなかったことになる,などと他にも変なことが書いてあります。