昭和18年12月

 18年12月,湾の入り口前島の警備になる。本島より2粁海峡をカヌーで渡る。歩兵の作った陣地,宿舎に山砲も分解搬送,沖に向かって砲を備える。兵員は小隊長少尉,分隊長軍曹,衛生兵。砲手はT木(佐世保),N尾(北九州),I田(柳川),S田(島原),Y田(福岡),K藤(長崎),Y永(小倉),S木(四国),M地(四国),N田(島原),K池(秋田),U生(東北)他10名,全部で25名程だった。