昭和18年6月 

 敵はムンダの鼻先に横たわるレンドバ島に真昼間堂々と上陸。その間ガダルカナルの飛行場から間断なく米機が飛来,海上では魚雷艇駆逐艦が威圧し,貨物船はゆうゆうと荷揚げしておる。それに何をしているのかハッパをかけている。(後で判ったが重砲の砲座づくりだった)
 日本軍はラバウルより陸軍中型爆撃機25機が爆撃に向かったが,米側商船も高射砲機関砲等備えており半数ほど撃墜される。彼には被害殆ど無かったという。それから三日後,敵は重砲でムンダ飛行場を砲撃,一面焼け野原と化す。日本機は着陸出来ない。